慢性腰痛には内臓の病気から来るものもありますので、長期間治らない腰痛やどんな姿勢でも痛むと言う場合、一度医療機関を受診されることをオススメします。
慢性腰痛の原因は同じ姿勢?
慢性腰痛のお客様は、「同じ姿勢でいると腰が痛くなる。」とおっしゃいます。
なぜ、同じ姿勢をしていると腰痛になるのでしょうか。
また、同じ姿勢を同じ時間していても、腰痛にならない人がいるのはなぜでしょうか。
慢性腰痛になりやすい方に共通している習慣を整体師目線でお伝えします。
同じ姿勢をつづけると腰痛になる理由は
私たちの身体にはたくさんの筋肉がついており、おのおのの役割を淡々とこなしています。
身体は骨だけでは立ち上がることはできません。
骨と骨をつなぐ靭帯や筋肉があって初めていろいろな姿勢をとることが出来ます。
靭帯や筋肉は常に栄養と酸素を必要としています。細胞は常に壊され、新しく生まれ続けるからです。
その元となる栄養や酸素は血流に乗って運ばれます。
長い間同じ姿勢を続けると、関節の運動量が減り、筋肉や靭帯に栄養が届きにくくなります。
結果、新陳代謝が十分になされず、疲労物質の蓄積などから、痛みホルモンが活性化され痛みというかたちで私たちにサインを送ります。
なので、身体を動かしたくなったり、硬いところを叩きたくなったりするのです。
腰痛になる人/腰痛にならない人の違いは?
ですが、同じように固まった姿勢でも、腰痛になる人とならない人がいるのも事実です。
なにが違うのでしょうか。違いを知って腰痛改善のヒントになれば嬉しいです。
腰痛を感じる理由は、簡単に言うと、痛みを感じる神経がある場所になんらかの炎症が起こること。
と言われています。なんらかの炎症というのは神経への刺激です。
悪い姿勢を続けて、背骨のラインに無理な負担がかかることでも、引き伸ばされた靭帯や筋膜などに炎症が起こることが考えられます。
ただし、もともと緊張状態にある筋膜や靭帯と、リラックスしている状態では、同じ負担でも受けるダメージが違うはずです。
それこそが、腰痛になる人と腰痛にならない人の違いだと考えられます。
緊張する交感神経とリラックスする副交感神経
人間の神経の中でも自分の意思でコントロールできない神経を自律神経といいます。
自律神経の働きによって、全身の内臓や骨格筋・血管の収縮などさまざまな器官が機能しています。
自律神経は緊張状態を作り出す交感神経と、逆にリラックスする働きの副交感神経に分かれます。
どちらがいいというわけでなく、状況に応じて適した神経が優位になることが大切です。
この自律神経はストレスによって交感神経優位に保たれることがあります。無意識のうちにいつも筋肉が緊張し、身体への負担を高めると思われています。
反対にいつも副交感神経が優位でも、必要な時に緊張状態が作れないことで、身体を守れなくなくこともあるのです。
ですから、自律神経が適切に働くためにはストレスをためない生活が必要になります。
セルフケアで適度に体に刺激を与えることで自律神経も正常に働きやすくなります。
身体のサイクルにあった睡眠時間をとって、適度に体を動かして、ストレスのたまりにくい状態を保ちたいですね!
以上、参考になったら嬉しいです♪ れいでした!
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